奥の日記

やや寒冷地住まい@園芸歴1年の初心者が水やりなどの流れをつかむための備忘録*2018/08/17~

雑録

藁や籾殻の焼却による煙害と、対応に困る農家さんの報。

戦中は銃器等の梱包材として米より高く売れた藁。
戦後しばらくも、プラスチックなどの工業製品が台頭するまで米と藁は等価値だった。
田んぼがない地域は林業や漁業、運搬業で現金収入を得て藁を買い、履き物や縄等の消耗品を作る。八潮とか越谷辺りでは稲穂ができる前に青田刈りした藁を縁起物用として高値で出荷した。川越の薩摩芋栽培に欠かせない藁灰や籾殻灰もお金になった…埼玉や千葉の仲買さんのお話を思い出す。

新潟のマタギさんが“熊に捨てるところなし”と語り、埼玉の米農家さんは“稲に捨てるところなし”と語っていた。

米が好き。余剰藁や籾殻の新たな使い道が見つかると嬉しい。
自分には何の策も思いつかない。雪つりを作ったり犬小屋に敷き詰めたりした程度。