2019-09-22 雑録 雑録 テレビをながら見る。 長崎県小値賀島の郷土料理“ボブラゾーセ”。 かぼちゃと粟、甘味として小豆を入れ小麦粉でとろみをつける。 ポルトガル語abobora=南京に由来する南の方言とのこと。 北だと語源をアイヌ語に求める場合が多いけれど、かぼちゃが流入した時期の問題か、特に方言がない。かぼちゃと粟の粥、北のカボチャケェ〔かぼちゃ粥〕にほぼ同じ。ただし、北の北側は甘味などの味付けは一切なし。かぼちゃ本来の甘みを感じて楽しめと言われるレシピ。同じ雑穀文化圏であっても南は豊かなのだなぁと思う。